【建築の音の話】ぜひ家選びの判断基準に【遮音・吸音・防音】【間取り選び】

住宅

こんにちは、ドンキーです。

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今日は【建築の音】の話について書いていきたいと思います。

遮音とか吸音とかいろいろあるけど、実は注意するのはたった一つだけなんです。

この記事をお読みいただければ解決していただけると思います。

では、それぞれの音の違いについて確認していきましょう。

家選びの判断基準の一つとして是非最後までご覧ください。

それぞれの音の意味の違いについて

遮音について

遮音とは透過損失(とうかそんしつ)とも呼ばれ、[壁に入った音に比べてどれぐらい弱くなったのか。この値が大きいほど遮音性能が高い]と定義付けられています。

反射・吸音によって音がどれだけ伝わらなくなったのか、ということですね。

TL(透過損失)=入射音のエネルギー/透過音のエネルギー

原則は、密度が高ければ高いほど厚さが厚ければ厚いほど遮音性が高い(透過損失が大きい)といわれます

吸音について

吸音とは吸音率で評価され、[ある面に入る音の内、反射した音以外の音]と定義付けられています。

壁の中で吸音される音以外にも、壁の先に透過する音も含まれていることになります。

防音について

防音とは[遮音や吸音などを駆使して音を中に入れない、または外に出さない事]と定義付けられています。 防音室などでよく耳にされることもあるかと思いますが、音を通さない事や壁を伝って振動を伝えないとか様々な要因に対して評価されます。

一般的な家探しでは【遮音】を重視せよ

一般的な家探しでは【遮音】を重視して探していきましょう。

「隣の家のテレビの音が聞こえてくる」

「友達が来た時のしゃべり声が隣の家に聞こえているとおこられた」

この様に、普通に生活している音が聞こえてしまう場合は遮音性が低いと判断できます。

一般的に遮音性が高いのは【鉄筋コンクリート造】の建物

一般的に遮音性が高いのは【鉄筋コンクリート造】の建物です。

これは、他の構造に比べて「密度が高く」「隙間が少ない」からなんです。

隙間が多いと音が漏れる

隙間によって遮音性には大きな違いがでてきます。

一般的には、気密性の良否にとって5dB(デシベル)以上も差が出てしまうともいわれています。

体感ではおよそ1.5倍も違うことになってしまいますので、隙間の有無も大事になってくるんですね。

一戸建ての建物でもそうですが、建物の中の壁がすべて【鉄筋コンクリートの壁】でできていない場合がありますので、こちらも併せてご確認ください。

最後に

家探しで音のことを気を付けたいけどいろいろな名前があって難しいとこだと思います。

1つ1つ理解を深めていくことによって、少しでもいい家探しの参考になれば幸いです。

では、別の記事でもいろいろ解説していますので是非そちらの方もよろしくどうぞ!

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