こんにちは、ドンキーです。
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寒い時期になると窓の近くって寒くなりますよね。
そんな中、気になってくるのが窓周りの結露ですよね。
結露がしない家づくりや、結露しにくい家に住む為にも、結露の仕組みから解決法までをご紹介します!
今すぐ工事をしなくてもできる解決法も載せていますので、是非最後までご覧ください。
結露が起きる仕組み
窓ガラスやガラスのコップでも起きる結露。
原理は非常に簡単です。
空気中には水蒸気が含まれているんですが、その水蒸気は気温によって同じ空気の体積の中に含むことが出来る量が決まっています。
それを、飽和水蒸気量と言います。理科の時間に聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
その空気が冷やされることによって、空気中これ以上含んでおくことが出来ない水蒸気が水滴となって現れるんですね。
窓やコップなどは、そのガラス部分で急激に温度が低下する為、次のようにして結露します。
空気中に含まれていた空気が冷たい面に触れることで冷やされる
↓
空気に含まれている水蒸気が一気に水滴に代わる
↓
窓やコップに水滴がつく
それが結露の正体です。
ちなみに、温かいラーメンの丼から湯気が上がっている事や、寒い日に口から白い息が出るのもこれが正体なんですね。
まずはガラス
では、結露をしないようにするにはどの辺を気を付けていくのか説明します。
先ほども言いましたが、なんといってもガラスです。
ガラスは壁と比べて50倍以上も熱が通りやすいともいわれています。
その為、窓ガラスの性能の違いが結露を生む原因になるんですね。
窓ガラスについては、別記事にまとめていますのでご覧ください。
窓枠(サッシ)も忘れずに
ガラスと共に結露防止に重要となってくるのが、窓枠(サッシ)の材質です。
皆さんのお宅の窓枠はどのようになっているでしょうか。
主に次のようなものがあります。
商品によっては違いがあるかもしれませんが、一般的には①→②→③→④→⑤→⑥の順に結露しやすくなります。
家の窓がどのサッシのタイプか、一度ご確認ください。
カーテンを設けると結露する
たまにご相談いただく話で次のようなものがあります。
結論から言うと答えは×、かえって結露しやすくなってしまいます。
原因としては、ガラスとカーテンの間の空気の流れが悪くなり、湿った空気がたまってしまうからなんです。
出来れる事ならカーテンを閉めずに、風通しを良くしておくのがおすすめです。
湿度が高すぎると結露する
その他、室内の湿度が高すぎるのも結露が生じる原因として考えられるものになりますので、
結露してしまう条件次のような場合ですので、ご自宅の環境と比較して参考にしてみてくださいね。
この様に、室内温度が低いほど同じ湿度でも結露しにくくなります。
なぜなら、同じ湿度の場合は室温が高くなるにつれて空気中に含まれる水蒸気量が多くなるためなんです。
つまり、室温とガラス(サッシ)表面温度が大きくなると結露する可能性が高くなるということになります。
水蒸気が多く含まれていると、結露しやすそうな感じがしますね。
結露がひどい場合はこれ
サッシやガラスを入れ替えるのは難しいと思いますので、簡単でかつ家にあるものでできる結露対策をご紹介します。
普段結露している窓に対して、扇風機の風を当ててみてください。
空気中に含まれていた空気が冷たい面に触れることで冷やされる
↓
空気に含まれている水蒸気が一気に水滴に代わる
↓
窓やコップに水滴がつく
でしたよね。
その為、常に空気が触れないようにするために空気を移動させてあげるんですね。
また、扇風機の力を使って部屋の暖かい空気を当てることによって窓やサッシ自体の温度が上がる事になる為、結露することを防ぐことが出来ます。
車のフロントガラスでも同じことがされています。暖かくするという点では、車のリアガラスの熱線がその役割ですね。
結露がひどくて何とかしたい!という場合は、是非お試しください!
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した結露への対処法は以下のようになります。
結露があるとカビなどの原因にもなりますし、健康への影響も無視できません。
これからの時期は特に結露がしやすい時期になると思いますので、是非結露対策にお役立てください。
これから家づくりをされる方は、是非新居の窓のスペックにもこだわってみていただきたいと思います。
別の記事でも生活改善情報を取り上げていますでの、是非ご覧になってください!
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