【アウトドア建築士】建築士もキャンプ設営の際には気を付けている事【注意事項も解説】

アウトドア

こんにちは、ドンキーです。

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皆さんはキャンプの際はどのようなことに注意してテントサイトの設営をされていますか?

せっかくのアウトドアなんやし、そりゃあ景色がいい方に向けて設営するでしょうに!

あとはインスタ映えするように全体をレイアウトするかな!

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それもキャンプの醍醐味の一つだと思いますで!

せやけど、建築士ならではの視点で設営の際に気を付けていることをご紹介したいと思ってるんで見ておくんなまし!

私は建築士という職業で設計を行っているので、キャンプ場でも住宅設計をする気持ちで毎回設営しています。ある意味プロ目線ではないでしょうか。

景色や周辺状況とのつながりと同じくらい大事なことだと思いますので、是非ご覧ください。



水はけがいいところ

テントを張るときに気とつけるのは、水はけがいいところに張るということです。

どんなに景色が良くても、周りに人がいなくても、水はけがよくなければそこにテントを張ることはありません。

水はけがいいか悪いかは、見た目である程度判断できます。

芝生サイトの場合

芝生が剥げていてかつ、湿っていると所は要注意。

水が溜まっていて芝生が生えていない可能性があります。

土のサイトの場合

部分の表面は過ごしざらざらしているところは要注意です。小石がむき出しになって固くなっている感じです。

このようなところは水が流れて鏡面が削られていると判断できるため、避けた方がいい場所になります。



風向き

風向きは非常に気を付けるところです。

テントの入り口は風上には向けないように、できれば風下側に向けるように設営します。

何故なら、風上側に入り口が向いていると入口を開けた時にテントに風が吹き込んでテントが飛ばされてしまう危険があるから。

また、焚火をするときには風によって火の粉がテントに降りかかってせっかく買ったテントが台無しになってしまうので要注意です。

海では、昼は海から陸に向けて、夜は陸から海に向けて風が吹く

川では、昼は下流から上流に向けて、夜は上流から下流に向けて風が吹く

住宅を選ぶ際も風は重要なピースになります。もし興味が有りましたら、次の記事もご覧ください。

地面からの湿気対策は必須

失敬対策は重要なため、必ずグラウンドシートを引きましょう。

木造の建物を設計する際、地面からの湿気対策は重要事項になります。

かならず、コンクリートを打つか、ビニールのシートを張るか選択しなくてはいけないことが法律で決まっているんです。

一日だからいいんじゃないの?と思われるかと思いますが、地面からの湿気を侮ってはいけません。

テントの中に入れているお気に入りの服や鞄、テント自体もぐしょぐしょにならないためにもグラウンドシートを引くことをお勧めします。

張り綱・ペグは必ず設置

テント設営時に風が強くなくても、ペグは必ず設置しましょう。

ちなみにペグは、建築では引き抜き金物と呼ばれるとっても重要な役割を果たします。

風や地震から建物を守ってくれるものなんです。

知り合いは実際にこんなこともあったそうです。

風がないからテントにペグを設置しなかった。テントから離れてテントに戻ってきた時には、テントが風で飛ばされてしまった!

また、タープの場合はテントよりも重要になりますのでいいペグを選んでしっかり設営しましょうね!



最後に

建築士として本業の設計を交えてキャンプ設営の注意点を書かせていただきましたがいかがだったでしょうか。

このブログでは建築士としてマンションの選び方間取り探しの注意点など住生活に関する記事や、キャンプやアウトドア活動などに関しても建築士目線で記事を書いています。

よければ別の記事もご覧ください。ではではよろしくどうぞ!

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