【おすすめの間取り】日当たり以外にも重視するべき風の話【二面通風の勧め】

住宅

こんにちはドンキーです。

アウトドアが気持ちいい季節になってきましたね。

夏は暑いし冬は寒いし。

私はどちらも好きですが、夏の暑い日でもふっと風が吹いてくる本間に気持ちいいもんです。最高です。

賃貸住宅に限った話ではないですが、家にいるときに外から風が入ってくると気持ちがいいもんですよね。

風が入ってくる家とはどんな間取り?について、必要な事を解説していこうと思います。

立地や周辺状況など気を配らないといけないことは山積みな家探しですが、是非間取りを見て探す段階でこちらも判断基準に組み込んでご検討ください。

風が入ってくる間取りとは

TVや普段の会話でもよく

「日当たりがいい家が最高」

「南向きの部屋に住みたいわー」

「北向きの部屋はじめじめしてて嫌だわ」

このようなことをよく耳にします。

確かに日当たりがいい部屋は気持ちがいいものですし、実際に設計する際も南側や東側に部屋を持ってきて日当たりを確保することが多いです。

しかし、日当たり以上に私が気を付けていることがあります。

通風です。

ではどのようなところが通風に適しているところか見ていきましょう。

関東であれば南南東、関西であれば南南西の恒常風

地域によりますが、関東であれば南南東、関西であれば南南西の恒常風を取り込むことで気持ちのいい風を家の中に取り込むことができます。

南面バルコニー神話は太陽の面でも、風の面でも両面で強みを発揮できるんですね。

大事なのは2面通風 できれば一直線

先ほどの方角だけでは物足りたく、実はもっと大事なことがあるんです。

それは「2面通風」です。

ちょっと聞き覚えがない言葉に感じますが、書いて字のごとし、窓が2つあるということです。

風が通り抜けるための窓なので、できれば一直線に並んでいるのがベストです。

直角に並んでいるのも可ですね。

同じ面に2つあるのはあまり意味がありません。

風は抵抗なく通り抜けるところに入っていきます。

参考間取りにて解説

下記A,B,Cの部屋について解説していきます。

A&Cの部屋は風通し良し

A&Cの部屋に関しては窓が直角に2面ついているので風通しは〇です。

理想は直行方向(南北が最良だけどマンションではかなりめずらしい)だけど

直角方向ならグッドです。

図面の下方向が南に向いているのであればCの部屋の方がいいですね。

Bの部屋はCの部屋との扉を開けないと風が通りにくい

Bの部屋に窓が1面しかついていないので風が通りにくいです。

ただし、Cの部屋の戸間にある引き戸を開け放つことによって風が通ることになります。

結論:この家は風通しが良い ただし、Bの部屋はCの部屋との関係性による

BとCの部屋を1部屋で使うのであればグッドです!

是非皆さまも一度ご自身のマンションの間取りや、これから探していく間取りと見比べてみて参考にしてみてください。

まとめ

・関東であれば南南東、関西であれば南南西のに窓がある部屋を探すべし

・直角または直線に窓が配置されている部屋を探すべし

この2点は抑えていただきたいところですが、

最低でも2面通風が取れている間取りは必須だと考えます。

最近の夏は本当に猛暑なので、災害などで電気が止まってしまうと家の中はすぐに灼熱地獄と化してしまいます。

災害への備えにも、日々の快適な暮らしの為にも、2面通風をお勧めします。

是非探してみてくださいね。

ではでは別の記事も、よろしくどうぞ!

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